一周忌までの供養カレンダー②忌中と喪中の意味と過ごし方

四十九日が終わると「忌中」があけて年忌にうつる、とおはなししましたが、
亡くなってから先、約1年間は「喪中」となります。

本来のしきたりにのっとっての過ごし方をお話しておくと、

忌中(四十九日まで)
仏教では、亡くなった方の次の行く先がきまるまでの期間(中陰)ですので、
閻魔大王さまから良い裁きを受けるようにと願って、
追善法要したり、身を慎む
ことになります。

具体的には故人の冥福を祈り、晴れがましいことや派手な行動を慎む期間です。

たとえば、門やお玄関の正月飾り(門松なども)、鏡餅等の飾り付け
正月料理、お屠蘇でのお祝いはしません。
年始まわりや神社、仏閣などへの初詣も控えるのが一般的
です。

できれば、婚礼の席も本来は辞退したいところですが、
今は周囲の状況と個人の判断によるところが多いでしょうか。

喪中(亡くなってから約1年)
もともと「服喪期間」つまり「喪服を着用する期間」でした。
現在では・・・ずっと喪服でいることはないですが。

過ごし方としては、忌中に準じますが、
年末に亡くなってすぐのお正月はどうかと思いますが、
四十九日を過ぎて(数カ月が経過して)のお正月であれば、
おせちを普通の食事として食べたり、
子供にお年玉をあげるのは、いいのではないかと個人的には思います。

また、「あけましておめでとう」など年始のあいさつは控えて、
喪中葉書を出します。
みなさんが年賀状の準備を始める前、
おそくとも12月上旬までには出したいものです。

それと「喪中」とするのはどの範囲かという問題ですが、
基本的には本人の考え方によりますね。
一般的には配偶者・子供、本人及び配偶者の両親・兄弟姉妹・祖父母まで
とされています。
お仕事用の年賀状は出しても差し支えないと思います。

いろいろお伝えしましたが、
原則はあるものの、事情によって、
またお気持ちを大切にして過ごされるといいと思います。