合同葬:遺族も会社も気持ちよく、のポイント

合同葬は、喪主と葬儀委員長の言わば実質的な「ダブル喪主」で行われます。
葬家と会社、双方が納得する形でなごやかにスムーズに行われることは
故人にとっても理想ですよね。

そのために事前に考えられることをお話していきますね。

◆葬儀実行委員は、遺族に「報連相」でいい関係づくり

葬儀の詳細は、葬儀実行委員会で決めていくことになります。
慌ただしさのあまり、つい遺族にはまとめて事後報告、となりがちですが
実行委員会側は、必ず遺族にはこまめに「連絡」「報告」をしましょう。

できれば遺影や祭壇のタイプなど、「相談」できることはして、
「一緒に決めた」「やってもらっている」という意識を持ってもらえるようにしたいものです。
「大事なことを勝手に決められた」と遺族側に不満の種をまくことにならないようにしたいですよね。

◆会場内の控え室は「遺族」「社員」と別々に

ただし、実行委員は不安にならない程度に
顔を出したり、誘導をしたりしましょう。

◆社員の服装に一工夫

服装は、葬儀委員長はモーニング、その他は略礼服(黒)が一般的です。
案内係などお世話する社員や実行委員は役を示す腕章などを巻いて、
一般の会葬者と一見して区別できるようにするのが望ましいでしょう。
制服があれば着用するのもいいですね。

◆お花・供花の扱い

開始前に葬家と実行委員でお花のチェックを行いますが、
多い場合は、事前に葬儀社からFAXで配置図を送ってもらい、
当日の確認作業を少なくしたいものです。

また、供花については、芳名板には、並べ順で問題が生じないようにと、
一括アイウエオ順に供花者名を掲示する方法も考えられます。
その際は、念のため「順不同」の表示も掲げます。

また名札付きの場合でも、正面の祭壇両脇は避けて、
式場の側面や入口付近に配置することが多くなってきています。
いずれも葬家と相談しましょう。

◆来賓、親族、一般会葬者などの識別に工夫

基本は受付に関係別の表示(「取引先関係」「ご友人」など)をして、
名簿もそこに用意し、
来賓など参列者を識別できる社員(幹部)をおくことです。
参列者が多い場合は、受付と別に「記帳所」を設けて、
芳名帳を記入してもらってから各受付に来ていただく
という流れをつくるとスムーズに焼香などに進んでいただけます。

◆香典は保管・リスト化を当日に。そこまでが会社の仕事

香典は、受付で受付係が預かり火葬から遺族・親族が帰ってくるまで保管します。
実行委員は、金額別に、番号、住所、氏名、電話番号を記載した香典リストを作成しますが、
受付係が、その待機時間中に行い、遺族に渡すとよいでしょう。

とにかく
葬儀実行委員の仕切りに遺族がイライラ・・・
遺族の突然のリクエストに葬儀実行委員があたふた・・・
ということは、故人のためにも、できる限り避けたいものです。

以上のことを事前に考えておくことに加えて、
葬儀スタッフに相談し、助言してもらうことが最大のコツかもしれませんね。
すくなくとも、うちの、スタッフは
ご遺族と実行委員の橋渡し役として
使っていただいて結構ですよ!