「得度」とお葬儀

「得度」というのは、お坊さんになる、僧になる儀式のことです。
すごく遠くの世界のことのように感じますが、
実は毎年、有名な寺院では行っている儀式です。

古来は髪を剃髪・落飾し、僧衣になり、法名や戒律を授かって
禁欲を誓い、俗世を離れる・・・というものでした。
いわゆる出家です。
よく、大河ドラマなどで、負けた武士の一門の子供たちが・・というシーンがありますね。

厳密にいうと、今は「在家」という
寺に寝起きせずに自宅で仏道実践を行う、という僧職も認められていますから
今「得度」しても、そういう道を選ばなければ
家族と今生の別れ・・・ということにはなりません。

もっというと、お葬儀は得度の儀式なんです。
「南無帰依仏、南無帰依法、南無帰依僧・・・」
そして戒名をもらいますね。
戒名は亡くなった人の「法名」のことです。

すごく俗な話をしてしまうと、
得度式の費用は戒名よりも格段に安いです。
心安らかに、善い人として生きていく覚悟とともに
人生の節目で「法名」を授かりに行くほうがいい気がしますよね。