互助会に入る前に知っておくべきこと①
ここ数年、お葬儀に関する記事が増えたなぁと実感することが多いです。
以前取り上げていただいた週刊ダイヤモンドさんにも今度は「互助会」についての記事が載っていましたね。
互助会のメリットデメリットについて考えてみます。
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互助会で気をつけたいこと
互助会の今後について・・という展望が主でしたが、利用者の立場としてどうなのかな、と考えると、皆さんには
「入らないほうかいい場合が多いです」
「現在入っているなら、解約はしないほうがいいです」・・
とアドバイスを差し上げていますね。
互助会は、毎月積み立て金を払うと、互助会指定、あるいは保有の施設が使えるようになっています。けっこう立派な施設も多いです。
ただ気をつけたいのは、
「使える施設・サービスが限られており、互助会によって異なる」
また、
「お葬儀のすべての費用がまかなえるわけではない」
ということです。
・ごくごく基本のお葬儀料金で
・その互助会の所有のものを使っての
・パッケージに限っての費用を(利子なしで)積み立てている
というのが正確なところでしょうか。
互助会所有の会場ではないところで行ったり、自由な形でのお葬儀をしたいとなった場合は積立金は全部が全部お葬儀の費用として使うことはできません。
互助会の提供するもののみに使用可能です。
一般の葬儀社と同じく「倒産リスクもある」
そしてどの互助会も公的なものではありませんから一般の葬儀社と同じく「倒産リスクもある」ということも。
倒産した場合、他の互助会が契約を引き継いでくれますが契約内容自体が変わってしまうことも知っておいていただきたいと思います。
こう考えていくと、決して「互助会に入って積み立てていると安心」ではありませんね。
もしどうしても入られるなら、生前予約のように「実際はいくらかかるのか」「積み立ててそのうちどのくらい補えるのか」を聞いてみてください。
先にお金をできるだけ払わないこともポイントです。
では、入っている方はどうしたら?
・・についてはまた次回お話しますね。