後飾り祭壇の配置と注意点

お葬儀の終わったあとの四十九日までの後飾り祭壇(中陰段)のお問い合わせが多いです。

お葬儀は簡素にされても、せめて・・とご自宅で落ち着かれるまでの仏壇がわりになさる方もいるようです。

実は、厳密に決まった飾り方というのはなく、ご位牌を中心にされる派とお骨を中心にされる派があります
うちの葬儀社ではご位牌を真ん中にしています。

2段か3段の白布を敷いた祭壇に上段にご位牌・お骨・お写真、中段に三つ具足と呼ばれる、香炉・燭台・線香入れ、そしておりん、下段(もしくは床)にお供え物を飾ります。

実際には、お葬儀で使ったお花を取り置いて使いますので、こんな感じです

これがもっともシンプルなかたちです。

そしてもう少し、豪華なタイプ。

重厚な一枚板の装飾レリーフの入った机つきのもの。

両脇に飾るお花は、祭壇の大きさによって2~6基使います。

これも、葬儀スタッフと事前に相談なさって下さい。
(でないと、出棺前に全部お棺の中にいれられてしまいますから)  

ご自宅に飾られる場合は南または西向きになるように飾ります。

一カ月以上ご自宅にあるわけですから、生活に邪魔にならないような場所を選んで設置してもらうとよいですね。

関連記事