仏像はどれをみても良くわからない
・・という声を良く聞きますが、
実は衣服と髪型である程度みわけることができます。
たとえば頭まわりでいうと、小さな突起が集まっているような、いわゆる「らかん頭」になっているのが如来さま。
実はあれはパンチパーマとも、昭和のおばちゃんパーマとも違います!
長~い髪の毛が法力によってクルクル右巻きに小分けにまとまってあんな髪形になっているんです。
螺髪(らほつ)といいます。
2段になっているのも、あれは髪の束ではありません!
頭の肉がもりあがっているんですね。
肉髻(にくけい)です。
こうして見ると僕ら「人間」とは大きく違いますね。
すべてを悟ると、このような形になるのだそうです。
ちょっと不遜ながら、もしそうなったらの、自分の姿を想像してしまいました・・・

この記事を書いた人
株式会社AZUMA代表取締役
ご葬儀は、故人から遺された方たちへの最後のあいさつの場であり、そして贈り物です。そこに集う人々がこころゆくまでお別れができる葬儀を常に探究。コラムやYouTubeなどでも葬儀に関する解説などを積極的に配信しています。