
東大寺の広目天像
如来さまが髪の毛だけであんな形になっているのに比べ、
観音さまはというと、

(法隆寺 九面観音像)
長い髪の毛を垂らして、上部を結っていることが多いです。
冠もかぶっていますね。
そしてその冠には顔や小さい仏像がついています。
冠についているのは化仏という仏の化身や観音としてさまざまに変化することを表す、他の姿だったりします。
観音さまの姿は、一説には、釈尊の修行開始時、王子の姿を模したものと言われています。
そして、天や明王は武将よろしく兜(かぶと)をかぶっていたり、王族のように冠をかぶっていますね。

(東大寺の広目天像)

(愛染明王像)

この記事を書いた人
株式会社AZUMA代表取締役
ご葬儀は、故人から遺された方たちへの最後のあいさつの場であり、そして贈り物です。そこに集う人々がこころゆくまでお別れができる葬儀を常に探究。コラムやYouTubeなどでも葬儀に関する解説などを積極的に配信しています。