都市部の多くの市民が眠る納骨堂。
お葬儀がシンプルなのに比べて、
かなりのにぎやかさです。
(納骨堂~月刊SOGI より)
●あの世に持っていくものをお墓に
日本では、死んでしまうとこの体一つでなにも持って行けないと
言うのが一般的な感覚ですが、
中国、特に漢族の中ではでは死んでもあの世での生活があると考えられています。
なので、こんなものも・・
(あの世用生活用品、コイン~同上)
昔はお墓の前でこういったものをあの世に送りつけるのに燃やしていたんだそうです。
●あの世で一緒に暮らすためにお引っ越し
実は、最近では郊外の地下収納型の納骨堂に人気が出ています。
納骨堂からそちらに、引っ越すお骨もあるとか。
ここをいくつかまとめて購入し、家族や友人と隣り合わせて納骨というケースが多いそうです。
ワンルームマンションから一軒家の家族暮らしへ、という感覚なのでしょうか。
昔は一族で同じ墓に埋葬されていたこともあり、
あの世での暮らしがあると信じる漢族の人たちにとって、
地面の下で一緒に、ということを望むの自然な事なのかもしれませんね。