8月になりました。海にいきたくなりますね。
お葬儀でも「海洋葬」というのがあります。
自分の時は・・とお考えの方にワンポイントアドバイスです。
海洋葬は海上から散骨するのですが、船をチャーターして参列者とともに見送る小さな船旅のような演出もできます。
その際は最後に、どの緯度経度あたりに散骨したかという「散骨証明書」を受け取ります。
人気の海洋葬。
ただ、ここ数年、散骨を執り行わせていただいたお客さまから
「供養の時に大変です」
「普段、手を合わせに行く決まった場所がないから、困っています」
「実際に供養のために行ってみても、見渡す限り海。ここに眠っているんだという実感がわかなくて」
などのお声も実はお聞きしています。
確かに、遺族としては故人の事を思って供養したいからこそ、一周忌、3回忌・・・そしてお彼岸のお参りをするにあたって、手を合わせる「ここ」という場所が行くには遠かったり一点に定まらないのは、心もとなく不便を感じてしまうことは事実ですね。
ここで僕のおすすめですがお骨の一部はお墓に、そして他は散骨という形はどうでしょう。
少し費用はかかりますが「分骨証明書」をお寺に発行してもらえればそれも可能です。
これなら自分も遺族も満足で、ずっと供養してもらえるのではないでしょうか。
散骨に関してはまたあす、解説いたしますね。
この記事を書いた人
株式会社AZUMA代表取締役
ご葬儀は、故人から遺された方たちへの最後のあいさつの場であり、そして贈り物です。そこに集う人々がこころゆくまでお別れができる葬儀を常に探究。コラムやYouTubeなどでも葬儀に関する解説などを積極的に配信しています。