お葬儀に使われるお花、供花の上に札がついていることにお気づきでしょうか。
長方形の「角札」や、角のまるい札、
あと屋根のようなもののついた「山札」など。
開店・出演などお祝い事のお花の場合も、札がついていますが、
時には横書きだったり、カジュアルな感じのカードだったりします。
お葬儀の場合は縦書きが主流ですね。
書かれている文字が黒い以外は・・・あまり区別はつきにくいですか?
実は大きく違うところがあるんです!
山札の山の部分の木のあわせの形をよく見ると・・
わかりましたか?
そうです。お祝い事の場合は「入」の字。
沢山人が集まるように、という景気づけの意味があるんですね。
お葬儀の供花は「人」の字です。
ちなみに、札の書きかたは地方によって本当に様々です。
自分たちが主催者の場合はあまり問題はないのですが、
供花を受け付ける場合は、
気をつけてあげられるとなお良いですね。
この記事を書いた人
株式会社AZUMA代表取締役
ご葬儀は、故人から遺された方たちへの最後のあいさつの場であり、そして贈り物です。そこに集う人々がこころゆくまでお別れができる葬儀を常に探究。コラムやYouTubeなどでも葬儀に関する解説などを積極的に配信しています。