香典返しとは四十九日をめどにお葬儀への心がけへのお返しをすることです。
対象としては、お供物やある程度のお香典をいただいた人に送ります。
(目安としては5000円以上の方でよいでしょう。)
お礼状を添えた品物を送るのですが、金額的には、(昔から半返しと言われていますが・・)
今は半額~1/3の額が目安です。
頂いた金額別に三段階くらいのものを用意し、それぞれの金額に合ったものをお返しします。
不祝儀のお返し・お礼なので、縁起を担いで石鹸やお茶など消えて無くなるものが良いとされます。
とはいえ、今はそのあたりは緩やかになっており、他には、実用品としてタオルやハンカチなども良く用いられていますね。
最近では金額別のカタログギフトなども多くなってきました。
品物にはのし(紙)をかけます。。
関東では「志」が一般的ですが、関西では「満中陰志」とかきます。
お香典返しに添えるお礼状(挨拶状・挨拶文)は、いただいたことのある方はお気づきだと思いますが、文中では、句読点の「、」や「。」は用いません。
これは.葬儀や法事がとどこおりなく流れますようにという意味や、つつがなく終わりましたという意味をこめて用いないのです。
この記事を書いた人
株式会社AZUMA代表取締役
ご葬儀は、故人から遺された方たちへの最後のあいさつの場であり、そして贈り物です。そこに集う人々がこころゆくまでお別れができる葬儀を常に探究。コラムやYouTubeなどでも葬儀に関する解説などを積極的に配信しています。