お葬儀の費用のポイントに会場使用料があります
実際の会場の使用料がどのくらいなのか
あくまで「会場使用」のみの料金ですがお通夜と告別式の2日間使用と考えると、東京23区ですと、30万円は最低ラインとして、有名なところ、大規模なところなどはかなりの額を覚悟!です。
ちなみに、青山葬儀所は130~192万円、(故人または申込者が都民かどうかで価格が変わります)
築地本願寺は第二伝道会館と呼ばれる最も小さな会場では80万円ですが本堂は借りるだけで400万円を超えるとされています。
故人のたってのご希望だったり、会葬者が2000人を超えそうだったり、
また、社会的地位からの配慮だったり・・で、お住まいの地域に関わらず
お選びになる遺族さまはいらっしゃいます。
東京多摩地区はおおよそ30万円以下、18~25万円が最も多いです。
だいたい会葬者1000人までであれば対応できる式場はありますし
100人前後にちょうど良い式場も、小じんまりした会場も選べます。
都心に比べて土地が確保しやすいということもあるのでしょうね。
以上は民間の式場の状況でしたが、これとは別に、格段に安いのが公営の式場です。
50~100人規模対応のところが多いです。
ただし、民間のように誰でも電話で予約OK、というわけにはいきません。
市役所などに申し込むのですが、利用者の制限(住所・所得など)や、数回にわたる書類提出の必要があります。
最近は込み合っていて予約待ち、という場合も多いようです。
お気づきかもしれませんが、内情をいうと、このお金は葬祭料として葬儀社がお客様からいただきますが、葬儀社の売り上げにはならず、その会場の管理運営会社にそのまま入るものです。
いろんな判断のモノサシがあると思うので
それこそ、一度その日が来る前にじっくり話しておいたほうがいい項目ですね。
この記事を書いた人
株式会社AZUMA代表取締役
ご葬儀は、故人から遺された方たちへの最後のあいさつの場であり、そして贈り物です。そこに集う人々がこころゆくまでお別れができる葬儀を常に探究。コラムやYouTubeなどでも葬儀に関する解説などを積極的に配信しています。