戒名とは、亡くなってお墓に入る際にお寺から付けていただくお名前です。
どうしても戒名ってつけなくてはいけないんですか?
とよく聞かれるのですが、
お墓に入るのにはその宗派、菩提寺から戒名を頂かなくてはならないことがほとんどです。
(ごくまれに、俗名でも受け容れていれる寺院もありますが・・)
ちなみに、戒名は「仏弟子」となったという意味もありますから、「つけていただく」「授かる」ものであり、勝手に自分たちでつけることはできません。
宗派によってその名前の付け方は異なりますが、基本的には上から順番に以下の構成になっています。
院号:
法名(法号):生前の故人の名前から一字を取ってつける名前
位号:仏教徒の階級(居士、大姉、信士、信女、童子、童女など。主に没年齢によります)
置字:位牌のことを意味する言葉(霊位又は位など)
そして気になるお布施の額ですが、法名(号)は50万円、院号は100万円ほどです。
ご存じのように、院号はいわばオプションです。
戒名の成り立ちを考えると、今からお坊さんに相談して素敵な戒名をつけておいてもらいたくなる気もしますね。
・・あ、それにはちゃんとしたお寺とのお付き合いが必要ですよ。
あすも戒名について詳しくお伝えしますね!
この記事を書いた人
株式会社AZUMA代表取締役
ご葬儀は、故人から遺された方たちへの最後のあいさつの場であり、そして贈り物です。そこに集う人々がこころゆくまでお別れができる葬儀を常に探究。コラムやYouTubeなどでも葬儀に関する解説などを積極的に配信しています。