みなさんご存知のように、お彼岸は中日をはさんで3日間ずつ。
つまり、7日間ですね。
なぜ7日間なのか、ご存知ですか?
もともと、お彼岸は、
みんなで
彼の岸、つまり悟りを開いて極楽浄土に行きましょう、
という意味を含んでいます。
中日は太陽が真東から上り、
浄土があると言われる真西、西方に沈みます。
それと同時に昼と夜が同じ長さを持つ日。
中道と言って、ものごとが極端になってはならない、様々なバランスを保った中庸が良い、という意味もあります。
あとの合計6日間は、悟りを得るための6つの修行、六波羅蜜を示しているのです。
さて、今日で今年の秋のお彼岸は終わりです。
すっかり秋ですね。
この記事を書いた人
株式会社AZUMA代表取締役
ご葬儀は、故人から遺された方たちへの最後のあいさつの場であり、そして贈り物です。そこに集う人々がこころゆくまでお別れができる葬儀を常に探究。コラムやYouTubeなどでも葬儀に関する解説などを積極的に配信しています。