報恩講はどうしてスケジュールがいろいろ?

お隣の法専寺さんではじまった報恩講。

親鸞さんの功績に感謝して、供養を重ねることで、
結果的に多くの人の仏縁を深めるのが目的ですが、

実は日程がいろいろなんです!
1月9日~16日…浄土真宗本願寺派(お西)・真宗高田派
10月25日~28日…真宗浄興寺派
11月21日~28日…真宗大谷派(お東)・真宗佛光寺派・真宗興正派・真宗木辺派・真宗誠照寺派・真宗三門徒派・真宗山元派
11月23日~28日…浄土真宗東本願寺派
12月21日~28日…真宗出雲路派

親鸞聖人が入滅された日は、
弘長2年の11月28日なのですが、
これは今の暦でいうと1263年1月16日にあたります。
宗派により、旧暦の日付のまま新暦の日付で行われる場合(11月28日)と
新暦に換算した1月16日に営まれる場合があるんですね。

それにしても、750年の時を経ても
感謝の行事が行われる・・・すごいことですね。
なかなか実感ができませんが、
おそらく先祖を遡ると、日本人のほとんどの方が
感謝しなくてはならないことになっているかもしれませんね。

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