ご自分のことに加えて必要なのが、ご家族・親戚の記録です。
実は、意外とご家族が知らないことも多くて、あとあと相続やお付き合いで大変なことにつながるのもこの項目なんです。
また、機会がなくて話してこなかったご先祖の話など、この章を書きすすめていただくだけで、かけがえのない資産となるのではないでしょうか。
具体的には以下のような項目が考えられます。
●近しい家族について
それぞれ氏名(旧姓や、亡くなっている場合は戒名も)、
生年月日(亡くなっている場合は命日)、
(存命なら)住所・出生地を記載します。
・配偶者 ・父母 ・兄弟姉妹
●家の家紋
画像と名称がほしいですね。
●菩提寺
連絡先も記載しましょう。
●親戚について
氏名・住所・電話やメールアドレス・間柄の他、お付き合いの仕方のメモなどもあるといいでしょう。
●身内の慶弔記録など
慶事(長寿祝いなどの対象者、出席などお付き合いの必要・不要)
命日など(故人・戒名・享年・死因・喪主となった方や後継者・連絡先・お付き合いの仕方)
●家系図と先祖の伝承
あるといいですね。
この章はいきなりすぐにかける方は少ないと思います。
お調べになりながら、確認されながら書き進めていただけるといいと思います。
意外とこれにはまってご先祖のことを調べることがライフワークになった方もいらっしゃるくらいですから。
この記事を書いた人
株式会社AZUMA代表取締役
ご葬儀は、故人から遺された方たちへの最後のあいさつの場であり、そして贈り物です。そこに集う人々がこころゆくまでお別れができる葬儀を常に探究。コラムやYouTubeなどでも葬儀に関する解説などを積極的に配信しています。