火葬場でご遺骨を受け取ったあとは、(ご自宅ならば、玄関先でお清めをして、)後飾りを祭壇に遺骨・位牌・遺影を安置します。
これは四十九日までのお飾りで、「中陰段」と呼ばれます。
霊から次の生まれ変わり先が決まるまでの間の供養の場です。
このあと繰り上げ初七日法要を行いますが、
今はお葬儀の中で行う場合、火葬場で行う場合、そしてここで行う場合と様々ですね。
最後に「精進落とし」を行います。
本来は、お通夜からお葬儀までお世話になった人の労をねぎらうために行うものですが初七日を葬儀中に行ってしまうため、精進落としも僧侶が同席されない場合も多くなりました。
(その場合は開式前にお布施・お膳料・お車代をお渡ししておく方がいいですね。)
ご親族だけ、ということも多いです。
乾杯ならぬ「献杯」はだいたい喪主が務めます。
お葬儀当日最後の喪主のお仕事ですね。
この記事を書いた人
株式会社AZUMA代表取締役
ご葬儀は、故人から遺された方たちへの最後のあいさつの場であり、そして贈り物です。そこに集う人々がこころゆくまでお別れができる葬儀を常に探究。コラムやYouTubeなどでも葬儀に関する解説などを積極的に配信しています。