喪中はがきの文面の基本ルール
喪中はがき、ご自分で・・という方のために
印刷業者さんや、ネット上にも多数文例はありますが、
書き方の基本ルールを参考に上げておきますね。
○句読点(「、」「。」)はつけない。
「拝啓」などの頭語や、「敬具」などの結語は不要。
・・・会葬御礼と同じですね。
○(できれば)亡くなった方のお名前・続柄・享年・亡くなった月をいれる
・・・入れなくてはならないということではないのですが、
受け取った方にとってはあったほうが親切でしょう。
※両親の兄・両親の姉の夫 = 伯父
両親の姉・両親の兄の妻 = 伯母
両親の妹・両親の弟の妻 = 叔母
両親の弟・両親の妹の夫 = 叔父
○入れる要素は3つ+住所と名前
「今年は我が家(私)は喪中です」
「新年のあいさつはできません。ごめんなさい」
「とはいえ、新しい年も変わらずお付き合いください」
・・・近況報告などは入れないのが基本的な形です。
○切手は喪中葉書用のものを
・・・郵便局で言うと、それ用のを出してきてくれます。
あと、喪中葉書への返事に当たるものは寒中見舞いになるのですが、
これはかならずしも出さなくてはいけないものではありませんから、
年賀状を年に一度の近況報告として楽しみにしてる方も多く、
それが受け取れないのもさみしい気がしますね。
そんな時は親しい方には
「なお、皆さまからのお年賀状は変わらず受け取らせていただきます。」
を最後に添えてもいいかもしれません。
では、自作派の方、健闘を祈ります!
この記事を書いた人
株式会社AZUMA代表取締役
ご葬儀は、故人から遺された方たちへの最後のあいさつの場であり、そして贈り物です。そこに集う人々がこころゆくまでお別れができる葬儀を常に探究。コラムやYouTubeなどでも葬儀に関する解説などを積極的に配信しています。