参列いただいた方にお渡しする小さな手提げにはお礼状と粗品とお清め塩をセットにしていれます。
おおよそ一組み800~1000円程度が目安です。
粗品は生ものでなく、かさばらないものとされているので
簡単なものが多くなってしまうですが・・・
僕としては、なんとかならないかと、いつも研究中です。
お礼状は葬儀社にひな型がありますので依頼されるとお通夜の受付に間に合うように手配してくれます。
お名前だけは間違えると大変ですから、申込書は楷書体で。
数についても、葬儀スタッフに会葬予想を伝えると
たいていの葬儀社で礼状は100通単位で発注してくれます。
(うちの葬儀社は50通単位で発注可能です)
返礼品は使用分だけの清算となります。
当日、実際のご会葬者の流れを見つつ、十分な数をセットしてくれるはずです。
ところで、この会葬礼状と返礼品ですが、
少し多めに用意されるといいでしょう。
というのも、後日、お香典を送ってくる方や持って来る方もいらっしゃるからです。
こういったことを見越して、「会葬御礼」ではなく「御礼」とし、
文面も「故人OOに対しましては厚いご芳心を賜り・・・」としておく方も増えています。
そうすれば葬儀に来ていない方に渡しても違和感がないというわけです。
この場合、お清めのお塩は抜いてお渡しするのをお忘れなく。
この記事を書いた人
株式会社AZUMA代表取締役
ご葬儀は、故人から遺された方たちへの最後のあいさつの場であり、そして贈り物です。そこに集う人々がこころゆくまでお別れができる葬儀を常に探究。コラムやYouTubeなどでも葬儀に関する解説などを積極的に配信しています。