お葬儀を終えてから、意外とあっという間だった
・・とみなさんおっしゃるのが四十九日です。
四十九日目は別名「満中陰」と呼ばれ、この日が忌明けとされます。
ここを境に次の生まれ変わりが決定し、
「霊」から「仏」になり、
ご位牌も白木から本式のものに変わります。
先日、お寺さんへのお葬儀後のあいさつの際、
四十九日と納骨の打ち合わせは済ませていますね。
四十九日法要は、四十九日までにすませればよいとされています。
納骨は、地域によって異なりますが、
関東では一般的に四十九日法要の際に行います。
ちなみに納骨も、許可証がないとできません。
死亡届を提出した際、市町村役場から「埋火葬許可証」をもらったと思います。
火葬が終わると表の火葬の欄に印が押され、
裏側の埋葬許可が有効になります。
おそらく、納骨の際に忘れないよう、
火葬場のスタッフの方がお骨とそれを納めた箱の間に入れてくれていると思います。
確認して忘れず持参しましょう
当日は、会式の前に、僧侶の方にお布施をおわたしします。
(法事のお布施などは前渡しがいいですね。)
お布施のめやすは3~10万円、
これに加えてお車代(1万円)です。
飲食の席を設けて、それにお出になられない場合は、お膳料(1万円)も必要になります。
また、卒塔婆供養を行う場合は一本3千円ほどです。
石材屋さんと参列者がそろったら、僧侶の方とお墓に行き、
ご遺骨を入れるための「納骨法要」を行います。
通常は、お掃除→読経→焼香→納骨→読経→焼香 という流れで行われます。
後ほど、石材屋さんには墓石設置費用のほかに
「志」として5千円~1万円をつつみます。
四十九日がおわり、後飾り祭壇も自宅からなくなると
徐々に生活も日常のリズムに戻っていかれるご家庭も多いようです。
この記事を書いた人
株式会社AZUMA代表取締役
ご葬儀は、故人から遺された方たちへの最後のあいさつの場であり、そして贈り物です。そこに集う人々がこころゆくまでお別れができる葬儀を常に探究。コラムやYouTubeなどでも葬儀に関する解説などを積極的に配信しています。