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月と仏教

今日は満月、中秋の名月。
お月見日和の爽やかな天気ですね。

仏教とお月様の関わり

お月様といえば、かぐや姫・・もありますが、実は仏教もお月様とは関わりが深いのです。

仏教的には「月天(がってん)様」
「日輪様」と呼ばれる太陽と並ぶ存在です。

阿弥陀三尊物の両脇にいらっしゃる観音菩薩が日輪の化身、勢至菩薩が月天の化身です。

阿弥陀仏は宇宙の働きを示し、太陽、つまり観音菩薩は、熱や様々な光線を与える役割を果たしているとされています。

月と勢至菩薩

それに対して、月、つまり勢至菩薩は水の流れを司ると言われているのですが、実際に、月は地球の潮の満ち引きに関わっていますね。
この満ち引きのおかげ、波があるおかげで海は腐らないと言われています。

おそらく、僕ら人間やそのほかの動物もこの月の引力に少なからず影響を受けていてだから生きているのかも・・・。

そんなことを考えながら、しばし、今夜はピカピカのお月様を見上げてみてはいかがでしょうか。

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