前回まで、エンディングノートの各項目と詳細、注意点について、
ざっと説明をしてきましたが、いかがでしょうか。
こんなことを書くんだ・・というのはだいたいお分かりいただけたのではないでしょうか。
問題は、これらをいつ書くか、ということです。
ご自分のご両親のお亡くなりになった年を超えられた方は
なんとなく書かなくてはという思いにかられると思いますが、
多くの方は元気でこのブログをみていただき、
「まぁ、そのうちに」「もう少し年取ってから」と思われているのではないでしょうか。
できれば、今すぐにでも、時間を作って書き始められることをおすすめします。
それには2つ理由があります。
一つは、葬儀社としてのアドバイスです。
明日はわからないからです。
年間何百人ものお見送りをしますが、
「あまりに突然で・・」「急にこんなことに・・」というお話のなんと多いことか。
大切な人のために用意しておいてあげるのに、
「間に合う」よう、早めに安心を揃えておいてあげてはどうでしょう。
一つはカウンセラーとして?のアドバイスです。
あらためてエンディングノートをかくことで
「よく生きる」きっかけになる方が多いからです
「自分の人生を見つめ直すきっかけになりました」という人は少なくありません。
そう言った意味では、とにかく書き始めることが大切。
何度も書き直せるよう鉛筆書きが便利ですよ。
この記事を書いた人
株式会社AZUMA代表取締役
ご葬儀は、故人から遺された方たちへの最後のあいさつの場であり、そして贈り物です。そこに集う人々がこころゆくまでお別れができる葬儀を常に探究。コラムやYouTubeなどでも葬儀に関する解説などを積極的に配信しています。