手元供養にあたって、お墓の他に一部分骨してそれを手元供養に・・という場合が多いと思います。
分骨には二とおりのやり方、というかタイミングがあります。
一つは火葬直後に分骨する場合です。
この場合は、火葬場管理者に「分骨証明書」を必要枚数だけ発行してもらい、火葬場で各骨壷に分骨してもらいます。
前もって分骨用の骨壷などを準備しておくことが必要です。
前もって葬儀社に伝えておくと、分骨用の骨壷を手配したり、分骨証明書発行の手続きを火葬場に依頼してくれます。
もう一つはすでにお墓に埋葬されているお骨から分骨する場合です。
この場合は、墓地の管理者に「分骨証明書」を発行してもらい、石材店に依頼し、墓石を動かして遺骨を取り出します。
この場合、改葬と同様、法要が必要です。
石材屋さんにも心付けを。
分骨して、他のお墓に納める場合、
分骨先の墓地の管理者にこの「分骨証明書」を提出します。
どちらかというと、
埋葬する前に手元供養を考えて分骨しておいたほうが楽なことが
想像がつかれたのではないでしょうか。
ご家族と前もって考えておかれるといいと思います
この記事を書いた人
株式会社AZUMA代表取締役
ご葬儀は、故人から遺された方たちへの最後のあいさつの場であり、そして贈り物です。そこに集う人々がこころゆくまでお別れができる葬儀を常に探究。コラムやYouTubeなどでも葬儀に関する解説などを積極的に配信しています。