お葬儀の形のルーツは

何回かお葬儀に出た経験のおありになる方は
おきづきかもしれませんが、どの宗派でもだいたい流れは同じです。

そしてどのお葬儀の場でも必ず読むお経の一節があります。
「・・南無帰依仏 、南無帰依法、南無帰依僧・・」

この一節は「三帰依」と呼ばれ
「仏様に帰依し、(仏)法に帰依し、(仏)僧に帰依します」という意味です。
実は、仏道に入る儀式である『受戒会』や『得度』に用いられている一節なんですね。

調べてみると、今のお葬儀の形は、かつて、禅宗で行われていた在家で得度する儀式にとてもよく似ているそうです。
その中には戒名の授与も含まれています。

亡くなってのち、安らかにあの世に旅立ってほしいという願いから
せめてなくなったあとに得度式をして送りだしてあげたい
そこからこんな形になったんですね。

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