アメリカのお葬儀というと、映画の中に出てくるあのシーン、
故人が横たわった大きなひつぎを地面に掘った穴の中に入れ、
牧師様のお祈りのあと、みんなで土をかけてお別れ・・・
つまり、火葬せずに個々人お墓に土葬する、というのが
日本でのイメージかもしれません。
そのためにエンバーミングとよばれる
ご遺体保管技術も発達しているのは事実です。
ただ、
最近は「火葬」も一般的になり、
それにともなって、様々な安置・埋葬のしかたがでてきているんだそうです。
キリスト教の総本山、バチカンが「火葬は、教義に反しない」と宣言以来、増えてるんだとか。
墓苑も、
敷地の中に、いろんなタイプのお墓を併設しているところが
めずらしくありません。
従来のように棺で土葬する場合は、棺の重量に耐えるために
地下にはコンクリートでしっかり造成をおこなっているんだそうです。
墓石もややこれより大きめですね。
ロッカー式もあります。こちらは火葬して、ご遺骨をおさめているものです。
ロッカー式でご遺体は火葬しないタイプは、棺が長いまま納められています。
横にはそれぞれ写真などを飾る棚があります。
さながら、お葬儀の形とともに、
「埋葬方法はどうされますか?」
と聞かれるんでしょうね。
不思議な感じです・・・。