先日使うだけでエコ貢献になるお棺「エコフィン」の話をしました。
環境に配慮した作りのエコフィンですが、
さらに使った分、植樹をして
お葬儀にともなう二酸化炭素などの分をオフセットしてくれる
・・というものです。
実は、2009年に、実際にその植樹に参加して、様子をみてきました!
場所はモンゴルの北部、ロシアとの国境近いシャーマル村。
空港から降り立ってマイクロバスにゆられること数時間。
そこに「トライウォール『エコフィン生命の森』」があります。
中の畑のような筋状になっているのが植樹したところです。
写真では見えにくいですが、
周りは柵がめぐらせてあり、動物たちに荒らされないようにしています。
植えているのはアカマツ。草みたいに見えますか?
これでも樹齢2年。
これ以下だと柔らかくてたべられてしまったり、枯れてしまったりするのだそうです。
それまではハウスで大事に育苗します。
木が育つと、黄砂を防ぎ、水源を守ってくれるんだそうです。
ただ、10本植えても過酷な環境下では半分育つのがやっとということです。
人間はやはり自然を思うがままにできる存在では決してないんだなぁと実感しました。