喪中はがきを出す側のお話を今までさせていただきましたが、今回はは逆の立場でお話しします。
喪中はがきで、はじめてご不幸があったことを知ってびっくり、なんてこともよくありますね。
そんな時どうしますか?
そう遠くない間柄であれば、気がついたときに弔意を示せばいいのではないでしょうか。
お葬儀がつい最近で、まだ四十九日前の時は、お花をお送りするのもいいですね。
一般的なのはお線香をおくるとか。いつも使うものなので、ご自宅では廉価品をお使いの場合も多いでしょうからちょっと高級なもの、変わったものがいいかもしれません。
ろうそくもいいですね。
こちらも比較的毎日つかうものです。
丈の短いいろとりどりのものもありますし、仏壇の大きさが許されるなら、花ろうそく(手書きのもの)もいいですよ。
あとは故人の好きだったもの。
最近はビールやお酒の形をしたろうそくもでてきていますから、これも喜ばれるかもしれません。
あわせて、年明け、松の内をすぎたら、寒中見舞いを出しましょう。
一方でちょっと考えてしまうのは、わざわざ電話するには・・・というあまり近しくない間柄の方ですね。
基本は喪中はがきを受け取るままで良いのですが、それでもさりげなく弔意をあらわすのには、後日、御命日やお彼岸、お盆などにあわせて、お線香・ロウソクなどを贈る(送る)のはいかがでしょうか。
送る時は「お返しは無用に願います」の一言を添えることをお忘れなく。

この記事を書いた人
株式会社AZUMA代表取締役
ご葬儀は、故人から遺された方たちへの最後のあいさつの場であり、そして贈り物です。そこに集う人々がこころゆくまでお別れができる葬儀を常に探究。コラムやYouTubeなどでも葬儀に関する解説などを積極的に配信しています。