仏壇はなんのためにあるのでしょう?
その起源をちょっと調べてみました。
仏壇の原型は「厨子(ずし)」というのが一つ目の説です。
歴史の教科書に出てきた「玉虫の厨子」を覚えていらっしゃる方もいるでしょう。
もともとは「宝箱」「大切なものを納めるもの」として作られたんですね。
それに大切なもの、として「仏像」が入り、先祖崇拝もそれに重なって、仏壇となったというものです。
もう一つの説は仏像の納まっているお寺の本堂を小さく模したものであるというものです。
どちらもうなずけそうな説ですね。
さて、それはさておき、僕の考えではありますが・・・
我が家にも仏壇があり、毎朝・毎晩手をあわせています。
親父とお袋の供養ということもあるのですが、
そのずっと先のご先祖たち、一人でも欠けたら自分が存在しないという不思議、自分のルーツに感謝する静かな時間でもあります。
そう考えると、仏壇って大切なものだなぁと感じます。
先祖、身近なところでは自分の親を大切にすることは自分の存在を大切にすることにつながると思います。その姿を見て、自分の子どもや子孫もそうやってくれれば、と願っています。
仏壇、おうちにあるといいですよ~。
この記事を書いた人
株式会社AZUMA代表取締役
ご葬儀は、故人から遺された方たちへの最後のあいさつの場であり、そして贈り物です。そこに集う人々がこころゆくまでお別れができる葬儀を常に探究。コラムやYouTubeなどでも葬儀に関する解説などを積極的に配信しています。