このインドの旅の最終目的地はブッダガヤでした。
ブッダが悟ったといわれる金剛法座のわきには大きな菩提樹があります。
これがあの菩提樹か・・と感慨深く眺めていたら、
クマール君の話によると、
これは「ブッダが悟りを得た菩提樹と『同じ種類の菩提樹』」、なのだとか。
雰囲気が良かっただけにちょっとがっかりでした。
この菩提樹、空気を浄化する働きが高いといわれているんだそうです。
頭がすっきりしていいんだとか。
瞑想するブッダを助けていたんですね。
境内には「仏足蹟」がありました。
今は立派な本尊(仏像)がありますが、
かつてはこれが参拝対象でした。
意外に思われるかもしれませんが、
仏像が作られ始めたのはブッダの死後500年ごろなのです。
それまでは悟りを得て成仏したブッダ(釈尊)は、
恐れ多くて形になどできない・・とされていたのですが、
やがて、布教のためにわかりやすく参拝しやすく作られていったのです。
塔の周りにはお経を納めた小さな厨子のようなものがあり、
道行く人が手でぐるぐると回していました。
お経をあげたのと同じ功徳があるんだとか。
それを小さくした、でんでん太鼓みたいなものまで売っていました。
この記事を書いた人
株式会社AZUMA代表取締役
ご葬儀は、故人から遺された方たちへの最後のあいさつの場であり、そして贈り物です。そこに集う人々がこころゆくまでお別れができる葬儀を常に探究。コラムやYouTubeなどでも葬儀に関する解説などを積極的に配信しています。