Uターンラッシュも終わりに近づいて、お盆も終わりですね。
さて、ふるさとでお墓参りや仏壇でのお参り、あるいはその両方をされてきた方も多いことでしょう。
お仏壇に手を合わせたんだから
お墓参りはいいんじゃ・・とお考えの方もひょっとしたらいらっしゃるかもしれませんが、
お仏壇とお墓は本来役割が違うので、
それぞれに手を合わせるのが筋なんですよ。
お墓は文字通り、故人やご先祖が埋葬されているところ。
ではお仏壇は?
お仏壇はお寺の代わりです。
だから仏壇の一番奥の中央にはご本尊またはお掛け軸があるのが正式です。
よくご位牌が中央の最上段にまつられるようになっているご家庭がありますが
正式ではないのです。
ご位牌は故人の霊との受話器のようなもの、お墓の墓石のようなものです。
その下の段におくほうがいいでしょう。
お盆の時期はお仏壇の前もお供えやら提灯やらで賑やかになりますが、
それもご先祖が帰ってくると言われるお盆だからこそ。
お仏壇はお墓の代わりにはなりませんから、
ぜひぜひお墓参りをして、
お盆のあとはすっきりとお仏壇も整えてくださいね。