お数珠の話①お数珠はもともとカウンター!?

お仏壇がお家になくても
多くの方がお持ちなのが
お数珠(じゅず)」ですね。

一つ、気に入ったものを持っていると、安心ですね。

ところで、お数珠はなぜ、あんな形をしているのか、
何のためにあるのか
、ご存知ですか?

諸説あるのですが、
修行の際、数を数えるのに使う道具として始まったという説が有力です。
文字通り「数」を数えるための「珠(たま)」ということですね。

何を数えるのかと言うと
真言(マントラ)や「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」のお名号
あるいは「南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)」のお題目を
いくつ唱えたか、です。

一回読むたび、ひとつつまぐっていく、というように使うのです。
数えやすいように、七番目と二十一番目に別の珠がはいっています。

本来の数珠の珠の数は108ですが、
皆さんの持っているものはその何分の一かの数ですね。

いくつか種類がありますが、
一番大きな親玉と呼ばれる珠を起点に往復するようにして
数を数えていく
ようになっています。

持ち方や種類も、実はいろいろです。
また追って解説・ご紹介しますね!

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