ペットの供養①ご遺体の扱いは?
うちの葬儀社は、数代にわたってご家族・ご親戚のお葬儀を任せていただくことも多いのですが、最近では愛するもうひとつの家族、ペットのご供養についても相談を受けることもよくあります。
もしも、亡くなられたら・・・
人間と違い、戸籍はありませんし、確固たる法律があるわけではありませんから、どうすればいいのか・・ということになりがちなのだと思います。
ざっと言ってしまえば、自宅の敷地に埋葬する以外を想定した場合、ご遺体の取り扱いについては自治体によって異なるんです。
費用も、無料~数万円とまちまちです。
参考までに・・・
・東京23区
東京都23区は生ゴミ扱いで清掃局が引き取る。
・横浜市
横浜市民に限り、利用できる、ペット専用の火葬炉があり、個別に火葬し、遺骨も返してくれる。
費用は2、3kg程度の重さのペットで2万円
このほか、ペット用火葬炉があるものの、他のペットとまとめて火葬し、遺骨は持ち帰れず、共同墓地に遺骨を納め慰霊を行ってくれるという自治体もあります。
・・・ということは、
ご自分のペットが亡くなられたら、どうしたいかというのは、あらかじめ調べて決めておいたほうが良さそうです。
知らずに満足に最後を弔ってあげられなくて後悔、ということは避けたいですよね。
この記事を書いた人
株式会社AZUMA代表取締役
ご葬儀は、故人から遺された方たちへの最後のあいさつの場であり、そして贈り物です。そこに集う人々がこころゆくまでお別れができる葬儀を常に探究。コラムやYouTubeなどでも葬儀に関する解説などを積極的に配信しています。