「燃え尽きない」「優しく頼もしい」スタッフのための工夫
うちの葬祭スタッフは単に葬儀を執り行うのではなく、
その期間ご遺族を支える存在でありたいと思っています。
それだけに時々、特に若手スタッフで心配になるのが「燃え尽き(バーンアウト)」症候群です。
お客様の「ありがとう」はなにより嬉しいものですから、
ともすると、ご遺族に寄り添い、そして支えることを通じて、
ご遺族の思いや感情を抱え込み
「燃え尽き(バーンアウト)」と言われるような状態になってしまうんですね。
そうなってしまうと、
ほかの業務やなにより次のお客様への対応に支障をきたしてしまいます。
そうならないように、自分らしく能力を発揮するために、
セルフケアを習慣づけるようにとみんなに話をしています。
体調管理は基本的なこととして、
精神面では、「自分自身を知ること」が大事です。
つまり「今落ち込んでいるな」「○○が原因でイライラしているな」など、
自分を客観視することですね。
これによって、いつでもお客様の「ヨコの位置」に戻り、
グリーフサポートマインドで
「優しく、頼もしく」お役にたつことができるようになるのです。
ある意味、大変なことを要望しているかもしれませんが、
みんなには頑張ってもらいたいなと思っています。