僕が研修に通っているのですが
それをもとにスタッフにレクチャーしたりしています。
その中で、実際にご遺族・お客さまと接する上で最も大切だと思うのが
グリーフサポートマインドです。
一言で言うなら「相手のヨコの位置にいること」ですが、
(ひょっとしたら、実は夫婦や親子の付き合いにもそのままあてはまるような・・・?)
その具体的なポインは以下の3つです。
●同情・同一視・傍観ではなく「共感」する
相手と同じ体験はできなくとも、
相手の体験を受け止めて感じたこと・理解したことを相手に伝え返すことはできます。
そのためには相手の話をよく聞き、相手の言わんとしていることに思いをめぐらすことです。
相手のことを助けるための人間関係なしに心配したり(同情)、
感情を背負ってしまったり (同一視)、
個人的なアドバイスに留まったり(傍観)していては、
相手の悲しみをいやすことはできません。
●相手を尊重する
相手のいいなり、というわけではありません。
その人らしく選択ができるよう、計らうことです。
●あたたかみと思いやりを伝える
言葉だけでなく、
アイコンタクト・声のトーン・ジェスチャー・間合い・態度・服装などで
親しみ・思いやりを伝え、安心してもらうことです。
こうしてみていくと、自分の近しい人たちにちゃんと接しているかな・・
と一瞬反省してしまったりしませんか?(笑)