ご存知のようにアメリカにも日系人は多く、
仏式でのお葬儀も執り行われているそうです。
ただ、そこはアメリカ。
まったく日本のそのままではなく、いくらかアメリカナイズされているようです。
●チャペルのような式場にお仏壇
自宅で葬儀と言うのは、皆無。
やはり、基本は椅子、ということもあるのでしょう。
式場はホールのようなところに椅子がならべられており
ちょっと見は教会のようでした。
その奥に仏壇が祭壇としてしつらえられ、
そこにお焼香というスタイルなんだそうです。
●意外と質素な装飾
日本のように花で形どって・・というのがあるかと思いきや、
葬儀社は、日本のように花屋さんと提携しているわけではなく、
個々の参列者が花を手向けるていどなんだそうです。
ちょっと意外ですね。
●式内で故人の経歴紹介も
全米で一般的にキリスト教式のお葬儀の中で行われる
故人の経歴を紹介するくだり、
アメリカ式仏式葬儀の中ではやはり行われます。
僧侶による法話も。牧師さんのお説教にかわるもの、というところでしょうか。
ほぼ、アメリカのお葬儀の流れに沿っており、
お通夜も時間が決まっているということではないようです。
ただ、ちゃんとお経はあげてもらえて
お布施もお渡しします。
納骨も四十九日に・・・というのは日本とかわりませんね。
う~ん、でもやっぱり僕は日本でお葬儀したいですかね(^^;)
この記事を書いた人
株式会社AZUMA代表取締役
ご葬儀は、故人から遺された方たちへの最後のあいさつの場であり、そして贈り物です。そこに集う人々がこころゆくまでお別れができる葬儀を常に探究。コラムやYouTubeなどでも葬儀に関する解説などを積極的に配信しています。