先日、「僧職男子」(下部参照)のおはなしをしましたが、
最近は街中に坊主バー、というのも
よくきかれるようになりました。
仏教に人を呼びたい、親しんでもらいたい・・・ということなんでしょうね。
仕事柄、今のお寺さんの状況を横でみさせていただいていると、
そのお気持ちもわからなくないのですが・・・。
実は経典をひもといてみると
「お酒」は、NGなんですね。
お酒をのんだことによって、どれだけの罪をおかすことになってしまうのか、について
初期の経典にあたる「長阿含経」には
お釈迦さまが晩年不飲酒を説いたという記述が残されています。
もともと、仏教は
「この世の苦しみと向き合って、悟りを目指して精進しなさい」
というのが基本なのですから、
「酒で憂さを忘れる」ことはもってのほか。
・・・ということは、お坊さんがお酒をすすめる坊主バーは??
ちょっと考えてしまいますね。
僕もお酒はきらいじゃないんですけどね・・。
草食男子ならぬ「僧職」男子がひそかな人気ですね。
「美坊主図鑑 お寺に行こう、お坊さんを愛でよう」なんて写真集も出て
200万部を超える売れ行きだとか!
西行もこんな感じだったんでしょうかね。
確かに、清楚な凛としたたたずまいや、
仏教というゆるぎないものを芯に持っている優しいことば、
(職業柄)何を話してもうけいれてくれそう
などなど、
不確かな時代に、機会があれば「癒されたい」と通う女性が多いのもうなずけます。
ちょっとした僧職男子ブームですね。
実は僕の知り合いのお寺の息子さんで
副住職の方が、婚活中です。
お坊さんと言っても・・・
インドネシアでの留学というか修養経験もあって
日本語・英語・インドネシア語のトライリンガルという知的なところもあり、
ある方が訪日された際、通訳として呼ばれたこともあるほどです。
一方で
家族は大家族で、さながらサザエさん一家の雰囲気でしょうか。
すごくほのぼの、和気あいあいな素敵な家族です。
ちなみに、お料理は男性のお仕事だそうです!
(禅宗は、お料理も修行の一つですから~)
まったくの一般の方のほうが、ありがたく、
年齢35歳くらいまで、身長165CMくらいまでと
ご自分よりちょっと下を希望されてます。
にぎやかでおだやかな家族ぐらしをしたい方、
いかがでしょうか。
僕にこっそりメッセージいただけたら
つなぎます!