あの世での生活も家もある・・と考える人が多い中国のお葬儀は
伝統的には土葬が主流のようです。
ただ、人口の増加や都市部への人口流入から、
一族を土葬する大きな墓はもちろん、
個人を埋葬する墓地の不足も深刻化しているようです。
その解決策として採られているのが
以前にご紹介した都市部で行われている共産党式で、
シンプルなお式のあとに火葬を行い、棚状の納骨堂に収めるものです。
ただ、それでも墓地不足の状況はかわらず、
毎年約25万人が亡くなる遼寧省では
海洋葬、つまり散骨も一般的におこなわれているそうです。
(1990年代からすでに1万6000人分の葬儀に利用されているといいますから驚きですね!)
今年の春には、市民の要望の高さから、その無料化政策も始まったそうです。
集団海洋葬も行われているそうです。
「土地資源の節約に大きく貢献するし、生態環境の保護にもつながる
旧習にとらわれない現代的な葬儀方法だ」ということですが、
「故郷の大地に抱かれて安らかに眠りたい」というのが中国の人の一般的考え方。
実のところ心中はどうなのかと考えてしまうのは僕だけでしょうか。

この記事を書いた人
株式会社AZUMA代表取締役
ご葬儀は、故人から遺された方たちへの最後のあいさつの場であり、そして贈り物です。そこに集う人々がこころゆくまでお別れができる葬儀を常に探究。コラムやYouTubeなどでも葬儀に関する解説などを積極的に配信しています。