お供え物の扱いかた・お花の選び方
お彼岸の準備、お墓参りの用意といえば、
お花にお線香にお供え物ですね。
お花の選び方、お供え物の扱いかたなど、ちょっとポイントをまとめてみました。
●お花
刺のあるもの、香りの強いものは本来は避けたほうがよいとされています。
お仏花セットによく入っているお花は、
その点、無難なもののはずです。
特に「菊」は「聞く」という意味があり、
仏の心に素直に耳を傾けます、というメッセージが込められています。
とはいえ、大きな決まりはありません。
故人のお好きだった花はお供えしていても心和みますよね。
●お線香
こちらも特に決まりはありません。
香りも最近では様々なものが出ていますので、
あれこれ選ぶのも楽しいですよね。
室内、お仏壇で煙が気になるようであれば、
煙の少ないタイプのものをお選びいただいても構わないと思います。
●お供え物
お供え物はずっとおいて置かなくてはいけないと思っている方が多いのですが、
実は、お供えは短時間でも大丈夫です。
今年はまだまだ気温も高いですから、
お供え物はお参りが終わったら、下げて(持って帰って)しまいましょう。
特にお墓はお供えしたままだと、
結果家的にお墓を汚してしまう原因になります。
お供え物の「お下がり」は皆さんで早めに「おすそ分け」していただきましょう。