前回は、合同葬にすると、費用的に会社も葬家も得になる、
つまり、
・会社は損金計上で会計上有利になり、
・葬家は費用負担が減るどころか、手元にまとまったお金が無税で残る
というお話をしました。
それはそれで、大きなメリットなのですが、
それとともに僕が合同葬を強くおすすめするのには、
「葬家の皆さんが何回も葬儀に参列して気を遣わずにすむ」
ことが大きいのです。
ただでさえ、一親族として故人の死を受け入れるのが大変なのに、
経営者の家族はそれ以上に事業の行く末、今後の組織などの問題も抱え、
さらに数回にわたる葬儀であいさつ・接待を行うのは過酷ですよね。
一度でお別れを十二分にできるなら、
遺された者は、そのほうがどんなに心いやす時間がとれるものか・・・。
おそらく、自分のために、何度もお別れをしてもらうことに
こだわる方の方が少ない気がします。
最後に遺族孝行、いかがでしょうか?