お地蔵さまって、町のあちこちに立ってるあの石像だよね?とタイトルにびっくりした方も多いかもしれませんね。
でご紹介したように、苦悩の人々をその無限の大慈悲の心で包み込み救う、守り神のような存在、子供の守り神とも言われている菩薩さま。
・・というのが一般的なところですから。
もともとをたどっていくと、お地蔵さまは、サンスクリット語ではクシティ・ガルバという名です。
クシティは「大地」、ガルバは「胎内」「子宮」の意味で、それを意訳して「地蔵」としたんですね。
観音菩薩は太陽で地球を照らしてその光や熱エネルギーで命をはぐくむ存在、勢至菩薩は月で引力によって潮の満ち引き、ひいては地球上の生物の生体リズムをつくる存在
・・としたら?
ぼくらはお地蔵さまという大きな大地、地球の上で生まれ変わりつづけているということになりますね!?