お盆ともなると、仏壇へのお供え物やお花にも
気をつかいますね。
お花はどんなに冷たい水で水切りをしても
枯れてしまいますし、
お供物もいたまないかと心配です。
お供えですが、実はずっとお供えしておかなくても
大丈夫です。
ほんのひとときでも失礼ではありません。
仏様はあっという間に「気」を召しあがるので、
わるくならないうちに下げて、
「お下がり」として頂く方がいいと思います。
お花(生花)はこまめにお水を変える、
根元を切る、洗うなどしていくほかないのですが、
夏だけは造花もよいのではと思います。
ただ、お花を供えるのは本来、
「厳しい自然の中で耐えて咲き、
供えられた後も咲き続ける姿から、
人間の仏に対する修行(忍辱)の誓いとして花を活ける」
ということですから、
代用品であることを忘れず、
仏壇とのバランスなど美しいものを選びたいものですね。
お盆やお正月など、節目節目では生花を加えるなり、
取り変えるなりしたほうがいいと思います。
ちなみにうちの葬儀社でも
オリジナルの仏花を扱ってます。
近日中に、夏バージョンもご紹介しますので、
お楽しみに・・・。
この記事を書いた人
株式会社AZUMA代表取締役
ご葬儀は、故人から遺された方たちへの最後のあいさつの場であり、そして贈り物です。そこに集う人々がこころゆくまでお別れができる葬儀を常に探究。コラムやYouTubeなどでも葬儀に関する解説などを積極的に配信しています。