ご遺族の癒しのために「全身で聴く」

ご遺族の悲しみを癒すために何をしたらいいのか・・と
つい考えがちですが、

実はご遺族は何かにつけ「この苦しみや悲しみは私にしかわからない」
と感じているのだと思って、

お気持ちを尊重するために「何をしない方がいいのか」を考えるようにしています。

まずは「話の途中で口を挟まない」「しゃべりすぎない」ことにしています。

つい、何か出来ることはないか、と気持ちがせいてしまい、
相手の言葉に言葉をかぶせてしまいがちですが、

ご遺族のして欲しいのは、話を最後まで聞くこと。
言葉一つ一つを最後まで聞くことはもちろん、
言葉にならない思いに心を傾け、置かれている状況を認めて欲しい
のだそうです。

言ってしまえば、辛い気持ちやお別れに対する思いを「聴く」姿勢や行為そのものが
癒しになる
ということです。

まさに、「全身で聴いている」状態ですね。

ですからこちらがしゃべるときは極力言葉を区切って、
相手が話しやすい間をつくるようにしています。

お別れの時がすぐ目の前に迫っているからこそ、
少しでも納得してもらえるよう、
とにかく話をしてもらうように心がけています。