仏教も「七日」が生死の節目の数②生まれる前も
亡くなったあとの供養のカレンダーが
七日を単位としているのに気付かれた方は多いと思いますが、
実は、経典には人間が生まれる前のことも書かれており、
それもまた七日を単位としているんですよ。
お子さんがいる方はご存知と思いますが、
産婦人科の健診でも「●週●日」となっています。
医学書も、あたらしくお母さんになる人向けの本にも
「●週●日」という単位で写真や図解がありますね。
実はお経にも赤ちゃんがお腹で育ち、生まれる過程を記したものがあります!
たとえば・・
・・・受精して七日目には着床し、第2週目には・・・
・・・第5週目にはおおよその形になり・・・
・・・生まれ出ようとするときには産道に頭を向ける・・・
・・・分娩の際の痛みは体の中から大きな石がおりてくるようだ・・
・・・(嬰児は)体を柔らかくしてできるだけ細くなって産道をおりてこようとする・・・
あまりに、リアルというか、正確な記述は医学書のよう。
レントゲンもなかった時代、
(なにせ2500年前ですから!)
どうやってこれをお釈迦さまは知ったのか・・と考えると驚くほかないです。
そしてここでも、やはり単位は七日!なんですね。