仏像はどれをみても良くわからない
・・という声を良く聞きますが、
実は衣服と髪型である程度みわけることができます。
たとえば頭まわりでいうと、小さな突起が集まっているような、いわゆる「らかん頭」になっているのが如来さま。
実はあれはパンチパーマとも、昭和のおばちゃんパーマとも違います!
長~い髪の毛が法力によってクルクル右巻きに小分けにまとまってあんな髪形になっているんです。
螺髪(らほつ)といいます。
2段になっているのも、あれは髪の束ではありません!
頭の肉がもりあがっているんですね。
肉髻(にくけい)です。
こうして見ると僕ら「人間」とは大きく違いますね。
すべてを悟ると、このような形になるのだそうです。
ちょっと不遜ながら、もしそうなったらの、自分の姿を想像してしまいました・・・